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あ す な ろ ト ー ク 集
52.決めてから考える
 ドラマ「踊る大捜査線」で大ヒットを飛ばした名物プロデューサーが、視聴率争いで苦境にあえぐフジテレビの新社長に内定した。
 “踊る新社長”と報じられるなど周囲の期待は高まるばかりだが「踊っている場合ではない。とにかく走りたい」と、社員とともに地道に汗をかく覚悟だ。
 ドラマ「ロングバケーション」をプロデュースするなど、同局を代表するヒットメーカーとして知られる。ドラマを映画化する手法でもヒットを連発。邦画を復活に導く立役者の一人となった。
 昨年6月に常務に就任してから、わずか1年での大抜てき。視聴率回復に向け、まずは番組スタッフの自信を取り戻すことを課題に据える。
「不謹慎かもしれないが、わくわくしている」。その表情は、逆境をむしろ楽しんでいるかのようだ。
 学生時代は映画監督や俳優を志望。アラン・ドロンに憧れたが、恩師の勧めでテレビの世界へ。1980年に入社後、映画「南極物語」に出た犬の世話係りに。その際、抜群の行動力で知られた第1次南極越冬隊長の西堀栄三郎さんの著書を読み、「決めてから考える」がモットーになった。・・・
 《 フジテレビの新社長に就任する 亀山千広さん 》
平成25年6月22日 大分合同新聞 旬の人
【コメント】
漠然としていた自分の処世が整理できたぞ。講座は準備万端整えてからでは、いつまでも設定できない。講座をやると決めてから準備・勉強だ。