




| あ す な ろ ト ー ク 集 |
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| 27.平均的存在はない |
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1.今のデフレは前例がない。スパイラルは前例ではない。ではどうするか。目標すなわち “こうありたい”ということしかない。 今の変化の幅とスピードについていくために、 「判断の基準」を変えた。 ①これまでの「常識」か、これからの「常識」か ②「経験則」とか「前年比」で判断するな ③「世間並み」「平均値」で判断するな;平均点はあるが、平均的存在はない。 勝つか負けるかのみ。 ④環境経営に「早さ」も「速さ」も求められる;早さ=着手を早く。速さ=やりだしたら速く 2.環境問題はボトムアップは少い。コストがかかるからトップの判断が多い。 「かたち」と「こころ」。すべては「行動」から。 3.ISO等を取得しても不祥事が起きる。形だけで心が出来ていないから。 これまでの行動を変えるといってもなかなか容易ではない。あとは勇気のみ。 4.環境問題は1日遅れれば、1日汚染が進む。 |
| 平成16年10月27日 エコ・テクノ2004記念講演;アサヒビール会長 福地 茂雄 |
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【コメント】 他企業や他人の動き、やり方を見ながら「ボチボチ行こう、遅れないように」はダメだということだ。 このことを心してほしい人はたくさんいるが、そのリテラシーがあるや否や。環境という捉え方でな く、経営の重要課題だということを看破すれば、とっくにもっと勉強してよさそうなはずだが。 |
