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あ す な ろ ト ー ク 集
19.こじきタクシー
・苦労することは絶対損をしない。どこかに必ず味方がいる。一生懸命やっていれば、誰かが
 見ている。
・かって、帽子を取って「ありがとうございます」と言うのを始めたら、他社から、こじきタ
 クシーと笑われた。「会長、馬鹿にされました。もうやれません」と言ってきたから、どっ
 ちが正しいと思うかと聞いた。「われわれです」と言うから、「それならやれ」と言った。
・ 中略 タクシーが誰に一番必要か、それは身障者だ。身障者優先は、初め売名行為だと言
 われた。身障者優先の大きなステッカーを貼ったら、乗務員が嫌がって、出庫するとはがし
 てしまう。それがなぜ、だんだんはがさなくなったか。お客さんに「いいことやっているね」
 と言われるようになったからだ。市民の力だ。
・新しいものを求めるものと、そうでない者との争いは、いつの世にもある。
・今すぐ儲けんでもいい。社員にこれから5年先、10年先の将来の展望をどう持たせるか、
 それが大事なことだ。
 青木定雄氏の数ある経営語録(『MK青木定雄のタクシー革命』加藤勝美著から抜粋)
平成12年5月19日 QCサークル 2000/5月号
【コメント】
CS推進部を担当するようになって、お客さまのことに関心が持つようになってきたが、実行となると組
織には本音と建前のギャップがありすぎてそれに悩む。
それでは自分自身はどうかというと、普通のことは出来ても、そこまでできる信念の固まりは乏しいな。