




| あ す な ろ ト ー ク 集 |
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| 16.長所を見て育てる |
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1.人間は自分の短所はよく知っている。長嶋茂雄氏の偉大なところは自分の長所を知って いるところにあり、余計なデータは入れない人だが、監督業となるともう少し意見を聞いては と思うが。短所を見るのではなく、人を育てる長所を見て伸ばすことが大切。プロ野球選手の 平均寿命は3.5年程度である。1球団70名の枠から仕方ないところもあるが、短所の矯正 ばかりさせられて力を出せずに去る人も多い。 2.かっての名監督三原氏は、野球はミスのゲームと言った。ミスそれ自体は取り返しはつ かないが、ミスの原因をナゼナゼナゼと徹底的に追求して、同じミスを繰り返さない。また成 功したナゼもあり、これを知ることも失敗をしないことに繋がる。 3.ピンチの後にチャンスと言われるが、年間135試合全部を1つのチームが常勝するこ とも常敗することもない。ピンチのときに悪いところが分かる。いま不況々々と言われている が、悪いところを克服してピンチの後はチャンスとして経営にあたっていただきたい。 |
| 平成10年7月17日 富士通アプリケーションフェスタ;稲尾 和久氏講演 |
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【コメント】 人事は美点凝視でなければならぬと言った先輩がいたが、人の上に立つものこうでなくちゃ。凡人はつい人 の短所・欠点ばかりに目を奪われ勝ちだが、ではどうするか。性の合わないひと、いやだなと思う人、いろ いろあるが、自分より優れている点、いい点は素直に認めて見習ったり、褒めたりすることだ。 |