




| あ す な ろ ト ー ク 集 |
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| 14.先生の静かな叱り |
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人の陰口は言うな。言うなら本人の前で言え。陰でぐじぐじ言ったって直るモンも直らん。 そんな事するよりも、直接「あんたはここが悪いよ。直した方がいいよ」って注意してやれ。 これは簡単なようで難しいぞ。直接本人に言うには、そりゃ勇気がいる。でも、それが本当の 優しさだ。言われた方も怒らんで、素直に受け入れて直していけ。自分はそういうつもりでな くても、他人の目から見てそう見えるということは、「つもりだけで、実際は違っとるんぞ。 それを認めんで腹を立てとるような奴は、人間性の成長のない奴だ。でも成長のない奴よりも 、陰口たたく奴の方がもっと悪い。・・・・わかるか。本当の『偉い人』というのはなあ、勉強の できる人のことを言うんじゃない。気が利いて、相手の気持ちのわかる人のことを言うんだ。 お前ら本当は賢いんだろ?そうじゃないんなら、賢くなる努力をしろ」 |
| 平成7年6月 PHP 95-6 No565;随筆:高橋 美香 |
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【コメント】 自分は好きではないけれど、皆で他人の悪口をいうのは楽しいものらしい。でも注意するって大変勇気の いること。昨今怖いのは注意されたとことに腹を立てて殺傷事件になること。これでは勇気以前の問題か もしれないが、じゃあどうする? 陰口をたたかないことくらいか。ほかにあったら教えてほしい。 |