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あ す な ろ ト ー ク 集
3.嘘、失敗
・ウソはつかぬ覚悟である。正直に正しく見せる。正々堂々と進行していく以外に大企業が通
 る道はない。故障が起きた時の対応如何によって評価が決まる。お客対応でもウソはつかぬ
 こと。故障が起きた時の対応如何によって評価が決まる。
・耳から入る情報を拒否しようとする人は進歩しない。それを栄養として受け取る人は人間と
 しても社会人としても進歩している人である。企業も同じだ。
・核心をついた悪口ほど感情的には痛いものだ。感情のままに動くことは管理者としての第1
 条件を自ら捨てているものだ。
・ある案についてリファインする場合、能力ややる気のある人は、他人より先に自分の欠点を
 見つけてその欠点を直してしまう。端から見ていると何の失敗もしていないように見えるが、
 本人にしてみると失敗の連続である。早く失敗して、早く上手に直すのが能力のある人だ。
昭和56年3月 北陸、信越、関東電気通信局管内機関長会議における 真藤総裁講話
【コメント】
電電公社の不正経理事件に端を発して総裁の更迭。外部から送り込まれた真藤総裁語録のひとつ。新聞等で
紹介される記事を読むだけでも、当時の公社マンである私には新鮮であった。
そんなに難しいことを言っているのではないが、人に言えるほどキチンと実行できる源泉は何だろう。